アウトプット大全より
誰でも簡単にコミュニケーションを取る方法に「アイコンタクト」がある。
アイコンタクトをすることによってお互いの細やかな感情の機微が伝わりやすくなり、
コミュニケーションがとりやすくなる。日常の生活だけでなくビジネスにおいても有効な関係が築きやすくなる。
またアイコンタクトをすることによりドーパミンが分泌される。ドーパミンは「嬉しい」「楽しい」という幸福物質であり、モチベーションの向上や記憶を増強させる効果がある。
具体的なアイコンタクトの4つのコツ
1 目の間を見る
相手の目を直視するのは難しい。
初めは相手の眉と眉の間、目と目の間、あるいは相手の鼻の周囲を見るようにすると楽にアイコンタクトができる。相手の目を見ることだけがアイコンタクトではない。
2 重要なところで1秒、目を合わせる
研究によると会話中相手の目を見る時間は会話全体の時間の約30〜60%である。
うちアイコンタクトがされるのは、10〜30%である。
相手に特別な感情がない場合は、アイコンタクトは、長くても1回1秒程度で終わるという。
話の重要な部分、「ここは伝えたい」という所だけしっかり1秒間目を合わせると良い。
目で念を押すイメージで合わせる。
3 目で「想い」を伝える
「目は口ほどに物を言う」と言われている。「想い」や「感情」は目にあらわれる。
逆に言えばアイコンタクトで自分の感情を相手に伝えられるということである。
例えば、仕事のクライアントに対して「この商品素晴らしいですよ」と目で訴えながら話すと、実際その「想い」が相手に伝わる。
逆に言えば、「関心がない」「話がつまらない」というのも目にあらわれやすいので日頃の生活から意識していくことが大切である。
4 話を聞く時も目を見る
自分の話をしている時はアイコンタクトができたとしても相手の話を聞いている時にアイコンタクトがおろそかになる人が多い。
話を聞いている時に相手の目を見ると「私はあなたに関心があります」「話を興味深く聞いています」という非言語的なサインになる。さらにアイコンタクトに「うなずき」の動作を加える事でポジティブなサインを送ることができる。